クリの雌花|第5回みんなの薬草観察会 振り返り2

クリの雌花|第5回みんなの薬草観察会 振り返り2

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令和7年2025年5月25日に「第5回みんなの薬草観察会」が日向サンパークオートキャンプ場にて開催され、盛会のうちに無事終了しました。

そのときに「クリの雌花めばなはどれですか?」とのご質問があり、探しましたが見つけられず、お示しすることができませんでした。

その後、雌花めばなを写真に収めましたので掲載いたします(^▽^)/

クリの成長

▼開花前

▼開花

雄花おばな

▼中央に見えるのが雌花めばな

▼雌花の拡大写真

雌花めばなが成長してイガ(毬)になります。

▼落果

クリの成長過程が分かるように写真を並べてみましたが、いかがしょうか?

薬草としてのクリ

食用としておなじみのクリ(堅果)ですが、薬用としての利用もあります。

軽いやけどやうるしかぶれに、イガ、葉、樹皮の煎じ液を冷やして患部を洗います。

また、面白い使い方に、イガの黒焼きを油で練ったものか、または若いイガをゴマ油に1年以上漬け込んだ油を頭に塗ると養毛効果があるそうです。

これはおそらくは、漢方でいうところの「相似の理論」ではないかと考えます。

漢方では食べたものと体の状態が似ていくという考え方があり、イガの成分を頭に塗ると、イガのように髪が生えてくる?という考え方のような気がします。

効果のほどは不明ですが、伝統的な考え方としては興味深いものがありますね(^^♪