薬草観察記30|カモミール収穫体験会中止で小雨降る圃場を観察

薬草観察記30|カモミール収穫体験会中止で小雨降る圃場を観察

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4月20〜5月4日頃は晩春にあたり、二十四節気では 『穀雨(こくう) 』。

穀物や野菜、野山の植物が育つための恵みの雨が、しっとりと降り注ぐ季節とされています。

また、4月25~29日頃は七十二候では霜止出苗 (しもやみてなえいずる)

霜が降りなくなり、苗がすくすくと育ち始める頃です。

カモミール収穫体験会が中止

4月26日(日)に予定されていたカモミール収穫体験会が中止となってしまいました。

カモミールの花は収穫後すぐ乾燥させないといけないため、少しでも雨が降ると収穫できなくなるのだそうです。

今年は特に雨が多く、生産者の方によると「まだ1日しか収穫できていない」とのことで、とても悩ましい状況のようです。

▼写真は4月25日土曜日に下見に訪れた時の圃場ほじょうの様子。

葉の特徴|針やわらかに春雨の降る

▼葉は茎に互いちがいに生えます(互生ごせい)。葉は2~3回枝分かれする複葉ふくようと呼ばれるもので、先が細かく裂け、針のように細くなります。

花のつくり|じつは小さな花の集合体

カモミールの正式な和名は「カミツレ」といいます。

種まきは前年の秋に行い、越冬して春に花を咲かせます。

▼茎の先に咲く花は1輪の花に見えますが、実は頭花とうか頭状花序とうじょうかじょ)と呼ばれる小さい花の集合体です。

・中央の黄色い盛り上がり:管状花かんじょうか の集合

・周囲の白い花びら:1枚につき1つの 舌状花ぜつじょうか

キク科の花に特徴的な構造で、この頭花とうかを摘んで乾燥させたのがカモミールティーになります。

今年の生育状況

▼全体として花つきはとても良いのですが、雨の影響で収穫できないのが大変残念です(´;ω;`)

もどかしい状況ですが、5月10日にも収穫体験会が予定されていますので、その時にたくさん収穫できることを願っています。

でも、小雨のカモミールも悪くないですね(^^♪

カモミールファンの皆様、5月に圃場ほじょうでお会いしましょう!(^▽^)/

摘みたしと思えど叶わぬ

雨ふくみ

咲いて人待つ

カミツレの花

みちを

※カミツレ(カモミール)の薬効や活用法は5月発売『ひむか薬草ガイドブック』68ページをご参照ください(^▽^)/

イヌビワの葉とカタツムリ